年末のご挨拶

冬の由布岳
冬の由布岳

年の瀬が迫り、今年も早いもので残すところ僅かとなりました。
皆様には本年も格別のご厚情を賜り心より感謝申し上げます。
新型コロナの第5波後、非常事態宣言が解除され感染者が激減しホッとしたのも束の間、変異株「オミクロン株」の感染拡大が懸念される年末となりました。
なかなか先を見通しづらい状況で不便ではございますが皆様が健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます。

年末年始の営業時間・休業日は以下の通りです。

12月29日(水)まで通常通り営業 8:30~17:30
12月30日(木) 8:30~17:00
12月31日(金)~1月3日(月) お休み
1月4日(火) 8:30~17:00
1月5日(水)~通常通り 8:30~17:30

休業期間中につきましては何かとご迷惑をお掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。
皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
来年もほうねんをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

株式会社 ほうねん
代表取締役 朝久野 徹

ほうねん TEL:097-596-1673
ほうねんオンラインサイト:https://hounen-online.jp
ほうねんコーポレートサイト:www.hounen-oita.com

旬の冬野菜「白菜」

先週末は寒波の影響でとても寒かったですね。
初雪を見られた方、積雪や強風に困られた方も多いことと思います。
寒い冬の食卓に鍋料理は欠かせないメニューですね。
そんなお鍋に欠かせない旬の冬野菜「白菜」
白菜は英語で「チャイニーズキャベツ」と言われるように中国原産でアブラナ科の野菜です。
カブとパクチョイの自然交雑からできたと考えられています。ほとんどのアブラナ科は他家受粉です。
周りに菜花が咲く畑で白菜を育てると他のアブラナ属と容易に交雑し、形質が変わって品種独自の形質を維持できません。
白菜の大部分は水分ですがビタミンCやカリウムなどを多く含んでいます。
ビタミンCには風邪の予防に、カリウムは塩分を排出する作用があり高血圧予防に役立ちますヨ。

「寒さに弱い野菜」には、土寄せや不織布のべた掛けなどの防寒対策を

さて冬野菜の生産者の方々は年末年始の出荷に向けて忙しくされていることと思います。
今年の冬は平年より寒いと予想されています。12月は低温の影響で、露地栽培の野菜は生育が緩慢になるため、育っている野菜を寒さから守りましょう。
寒さに弱い冬野菜は白菜、春菊、ブロッコリー、玉レタス、エンドウ、セロリ、人参など。
1回の寒さや霜で枯れることはありませんが、複数回霜に遭うと葉が痛み、一部枯れることがあります。
白菜は、結球までは寒さに強いですが、結球が進むと寒さに弱くなるため、8割程度結球したら外葉で全体を覆うように稲わらか紐で頭を縛ります。
玉レタスも同様に結球が進むと寒さに弱くなるため、不織布を球にべた掛けするかトンネル被覆などの防寒は必要です。
エンドウや人参は株周りに土寄せや敷き草を敷き、ブロッコリーは収穫が近づいた花蕾を外葉で覆いましょう。

コロナ禍後の農業

  1. はじめに
  2. コロナが農業に与えた影響
  3. コロナ禍で見直される“小さな農業”
  4. 耕作放棄地の有効活用
  5. まとめ~今後の農業について~

1.はじめに

2020年1月中国武漢で新型コロナウイルスの感染拡大のニュースを見た時に「100年に一度の」の大規模なパンデミック(世界的大流行)を想像した人は少なかったと思います。

私もその一人で、初めて見たニュースから3カ月後には日本でも緊急事態宣言が出される事態になるとはその時は想像すらしなかったことです。

三密の回避や新しい生活様式の推奨など日常生活も大きく変化しました。

1年以上過ぎた今でもコロナは収束することがないどころか変異株による第4波が深刻な状況です。

そんなコロナ禍の影響は様々な分野に影を落としました。

飲食店・観光業・ホテル旅館業・音楽業界…

そして日本の農業にも大きな影響を与えました。

2.コロナが農業に与えた影響

時短営業や会食がなくなった影響で外食産業への需要は激減しました。

季節行事に合わせ何カ月も準備してきた農家の人たちの落胆はいかがなものだったか計り知れません。

農産物は工業製品と違い、一年サイクルで種まきから計画し収穫してやっと収入になります。収穫のタイミングでの今回のようなコロナや自然災害は発生すると一年間投資してきた労働力とお金は水の泡となります。

特に季節行事に合わせ大量生産し収入を得ている農家はより被害が大きく今回のコロナで見えてきたのは毎年季節行事が必ずしも行われるという保証はないという事に気づかされました。

つまり今までグローバル社会に偏った農業政策である大量生産・大量消費社会からの転換が求められているのではないかということです。

コロナ禍によって食料輸出国の一部では、自国民の需要を優先するため米や小麦の輸出を制限する動きが広がりました。

これは輸出国は国内の食糧安全保障を優先し輸出を規制し、輸入国の思い通りに食料は入らない事態もあり得るという事です。

日本の食糧自給率は37%しかありません。輸入が途絶えれば食料不足に陥ることは目に見えていますので「自給率の向上を」という議論を日本社会全体が始めるきっかけをコロナはもたらしたと思います。

日本の農業政策はグローバル化に偏った方向に進んできましたが、これを機に国内でまかなえる食料は出来る限り自給し、農業を支えている小規模農家や新規就労農業者を含めた多様な担い手を総合的に支援する方向に転換するべきです。消費者が国産の野菜や穀物、肉を手に取りやすくすれば安心で健康な食生活につながり、産地と都会がつながれば地方や農業の魅力が消費者に広く知られ、地方移住者の増えるきっかけになるのではないか?

食や農業の自給を高めることは、コロナ禍でみえてきたグローバル経済と大都市への人口集中の弊害を大きく変えるきっかけになったと思います。

3.コロナ禍で見直される“小さな農業”

このような困難な状況の中で、食への関心が高まった消費者とSNSやインターネットを介してつながりを築き農薬や化学肥料を使わず育てた野菜を届けたりおいしい食べ方を紹介したりして利益をえる家族規模で営む中小規模の“小さな農業”が注目されています。

こうした農家に共通するのは、必要以上に儲けを追求しない持続型でワークライフバランスのとれた暮らしを求めえていること。価値観の変化が後押ししているのです。

このような動きは世界中でも起きており、国連は家族によって経営される農業を改めて見直し、2019年から10年間を「家族農業の10年」とし、その保護と支援を呼び掛けています。

4.耕作放棄地の有効活用

コロナ禍となりテレワークが進む一方で改めてグローバル経済によって大都市へ一極集中していたこれまでの価値観も変わってきたと言えます。

コロナ禍で“小さな農業”が注目されていますが一方で農業人口の高年齢化による農業人口の減少は加速しています。そのため農業をしないにも関わらず農地を放棄するというケースが増えています。つまり耕作放棄地です。しかしこの放棄地は農業をしないにもかかわらず農地として放出されることがないというのが現状です。

農家にとって農地は先祖代々受け継ぐ大切な財産です。従って、高齢になって農業をしなくなっても農地を譲るというのは覚悟がいることなので自ら積極的に売るということはあまりありません。

また農地を相続した後継者も、自分が農業をしなくても、敢えて急ぎ売るという誘因はないので放置される状況が多く見られます。

つまり、農業をおこなう人が減って、尚且つ農業をしないにも関わらず農地が放出されないという悪循環となるケースが多いのです。

これら耕作放棄地は様々な問題が多く、農地の状態の悪化、雑草や害虫・鳥やイノシシなどの害獣被害、ゴミの不法投棄など様々な悪影響が近年、深刻な問題となってます。

これら耕作放棄地の活用は農地への様々な規制もあり活用方法も制限されていますが、政府の農業改革への取り組みもあり、その選択肢は増えつつあります。

このコロナ禍で見えてきた価値観の変化による仕事環境の在り方、価値観の変化は我々が今後このような耕作放棄地の解消に向け様々な取り組みを農地所有者、地方自治体関係各所の協力のもと有効に利用し日本の農業の活性化に真摯に取り組み、新しい需要と供給のマッチングのお手伝いをすることが大切なことだと思います。

5.まとめ~今後の農業について~

このコロナ禍で様々なことが見えてきました。

家族や友人、職場の仲間との絆をはぐくむ大切なコミュニケーションの塲面で食事という時間がいかに大切であったか実感しました。

コロナ前では当たり前だったことが当たり前でなくなったことは多くありますが人は皆、“食べること”が生きる事の基本にあるという事が今回のコロナ禍で改めて認識したことです。

ウーバーイーツをはじめ食事のケータリング業界の飛躍が著しいことからも、また巣ごもり需要でお取り寄せ需要が高かったことからも充分お分かりいただけると思います。

あたりまえに食料を大量生産・大量消費していた時代は、コロナや環境問題・自然災害の毎年の著しい増加を鑑みると厳しい時代に入ったと思います。

これからの農業は国内でまかなえる食料は出来る限り自給することが大切になり、今までの農業家はもちろん、小さな農業家や新規就農者含め多様な担い手を総合的に支援することが大切だと思います。

「大規模・集中・グローバル」が今の農業政策の原理だとすると、これがコロナウイルスの爆発的流行の背景にあります。

「小規模・分散・ローカル」の循環型農業へ転換を図ることで未来志向的なこれからの日本の農業政策となるのではないでしょうか?

冬の団らんの王道!「こたつにみかん」

冬の家族の団らんに欠かせない果物「みかん」
我が家でも「こたつにみかん」は冬の定番です(笑)
我々が食べている日本を原産とするみかんが温州みかんです。温州みかんは様々な名前で販売されていますがもとは温州みかんの仲間なんです。
2個食べれば一日に必要なビタミンCを摂取でき栄養面でもとても優れていますね!
とはいえ果糖でそこそこのカロリーもありますので食べ過ぎにも注意ですよ。

さてこの季節(12月~1月)は柑橘類の病害虫の対策の時期です。
この時期の対象病害虫はヤノネカイガラムシやミカンハダニです。

ヤノネカイガラムシ
ヤノネカイガラムシ

【ヤノネイガラムシの症状】
写真のように寄生部分が黄変し、ひどい部分は落葉します。高密度になると枝幹にも寄生し、木を枯らすことがあります。
果実に寄生すると寄生部分の着色不良、果実の肥大阻害が起こり、商品価値が低下してします。

ミカンハダニ
ミカンハダニ

【ミカンハダニの症状】
ハダニの幼虫、若虫、成虫が葉、緑枝、果実を吸汁し葉や緑枝では被害部位の葉緑素が抜けて白くなります。寄生密度が高いと葉全体が白っぽくなり、光合成能力や樹木の生理機能が低下し、果実の品質低下、さらには毎年多くの被害を受けると隔年結果の原因にもなります。
着色期の果実が加害されると着色が遅れたり光沢がなくなり外観を損なったり、収穫果に寄生したミカンハダニが貯蔵庫の果実を加害し、商品価値を低下させることもあります。

ヤノネイガラムシ・ミカンハダニどちらも越冬卵です。
ですので12月~1月のこの時期、同時防除をかねてマシン油乳剤の散布を必ず行います。
薬剤:マシン油乳剤95 濃度40倍 水100ℓ当り薬量2.5ℓ

ほうねんではこの時期のマシン油乳剤散布の際に広範囲に散布できる噴射機ノズル「ヤマホ新広角タテ2頭口」をおススメしています。
扇形の霧は均一性に優れ、果樹や野菜に幅広くお使いいただけます。

商品はこちら:ヤマホ新広角タテ2頭口

またほうねんでは病害虫の相談や散布薬剤なども幅広く取り扱っておりますので皆様お気軽にお問合せ下さいませ。

合わせて皆様に残念なお知らせになりますが原油高騰の煽りを受け野菜の出荷袋が来年2月より値上がりすると製造元から発表がありました。
値上がりの前にこちらも是非お買い求めください。

商品はこちら:新鮮野菜出荷袋OPPハイパーボードン

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家庭菜園での無農薬栽培

12月を迎え朝晩すっかり冷え込むこの頃、今年初めてのおでんを細君が作ってくれました。
温かいおでんはほっこり、身体も温まっていいですね~。
おでんに使った大根・里芋・春菊は近所の生産者さんから頂いた獲れたての冬野菜です。
こちらの生産者さんは無農薬栽培にこだわる家庭菜園家です。
時々土壌相談などをお受けし、色々とアドバイスを差し上げたりしてます。
今回は家庭菜園での無農薬栽培について書いてみようと思います。

無農薬栽培で作物を育てる場合に一番困るのが害虫駆除です。
害虫対策さえしっかり備えていれば美味しい野菜を育てることが出来るでしょう。

基本 その①

化学肥料は極力使わず有機肥料を施肥することをおすすめします。
有機肥料暖効性ですので早い効果は望めませんが、土中の微生物を活発化させて土壌改良に役立ち、土中の病害虫駆除に役立ちます。

おススメの有機肥料

基本 その②

肥料の三要素はチッソ・リン酸・カリウムですがチッソはタンパク質を作り出すアミノ酸の原料となります。害虫はアミノ酸を多く含んだ葉が大好物ですのでチッソ成分の割合を多く含んだ肥料を与えすぎないことが害虫駆除に役立ちます。

基本 その③

家庭菜園での害虫駆除対策として農薬用資材を活用することも必要です。
野菜苗を植え付ける際に用いるマルチングです。
畝にビニールのマルチングシートを被せて四隅を固定させ、等間隔に穴を空けて苗を植え付けます。この方法は風を防いで地温を保持する効果があり冬におススメです。
プランターや畝にU字の鋼管支柱をさし込んで防虫ネットを被せておくと害虫除けに役立ちます。

おススメの防虫ネット

おススメのマルチング

おススメの霜除け保温

基本 その➃

家庭菜園での農薬などを使わない害虫駆除対策が出来る有効的なひとつがコンパニオンプランツを作物と一緒に植え込む方法です。
同じ場所にひとつの野菜のみを育てると野菜を食害する害虫が大量に発生することがあります。
そこでハーブなど害虫が嫌う匂いを放つ植物を一緒に植えると家庭菜園での害虫駆除に役立ちます。

例)
キャベツ・玉ねぎ・ブロッコリー ・・・・・カモミール
キャベツ・人参・豆類 ・・・・・セージ・ローズマリー
アブラナ科野菜 ・・・・・ミント・タイム
大根・人参・ジャガイモ・・・・・マリーゴールドなど
ほうねんでは色々な用途に応じた有機肥料やマルチングシートを取りそろえております。
また土壌改良など色々なお悩みにもご相談いただければ適切なアドバイスをさせていただきます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。

ほうねん TEL:097-596-1673
ほうねんオンラインサイト:https://hounen-online.jp
ほうねんコーポレートサイト:www.hounen-oita.com

師走を迎えて

今年も早いもので師走を迎えました。
新型コロナに明け暮れた一年でした。
新規感染者数の減少が続き喜んでいたのもつかの間ここに来て変異ウイルスのオミクロン株による感染の広がりに警戒感が高まっています。
また原油価格の高騰の影響で様々な値上がりが続きその影響は農業にも直撃してます。
ほうねんではハウス栽培の農家さんに様々な省エネ対策をご提案させていただいてます。

例えば

  • 多重被覆(2重や3重)を導入する。
  • ハウスの保温性を高める設備の導入をする(二重構造フィルムの内張り材など)
  • ハウスの気密性を向上させる(隙間等を補修するなど)
  • 温度管理装置を設備し、適切な温度管理を実施する。
  • 肥料を複合肥料から単肥にすることで経費を削減する。

などなど。
どうぞお気軽にご相談ください。

また12月は白菜・春菊・ほうれん草・大根・カブなど冬野菜の収穫期を迎えます。
ほうねんの12月のおススメ商品にアミノ酢糖(1リットル)2,376円がございます。
アミノ酢糖は葉物散布剤、及び土壌灌注剤としても使えるスグレモノです。
大分大学石川研究室とメーカーが共同開発したもので有機質素材にこだわって栽培したい方にお勧めです。
その他鳥獣被害防止対策資材のゲッターコードやアルミ線をボビンに巻き取ることで電気柵の片づけがラクになる「末松電子製作所 巻取器」をオススメ商品として提供。さらに、 保温、鳥よけ、芽出し、霜よけなど多目的に使えて便利な「シンセイ 農業用不織布 らくらくガード」も注目です。幅150cm×長さ200mのゆとりで、さまざまな用途に十分な長さと幅があるお得な商品となっています。そのほか目玉商品として、チェンソー薪割り機などもご提供しています。是非お気軽にオンラインストアにお立ち寄りくださいませ。

ほうねん TEL:097-596-1673
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